社労士試験は、社会保険労務士法の基づいて実施されている試験ですが、昭和44年から実施されている歴史のある試験です。
社会保険労務士を名乗るには社会保険労務士会に登録を済ませる必要がありますが、何よりまず最初の難関社労士試験を突破しなければ何も始まりません。
ですが社労士試験は努力が報われる試験です。キッチリ勉強してさえいれば、かなり高い確率で合格することが出来ます。
そんな社労士試験の特徴を紹介しましょう。
社労士試験
科目数が多い
労働関連の法律から一般常識、社会保険関連の法律から一般常識。
トータル10科目という幅広いジャンルから出題されます。
そのためこの試験を2~3ヶ月の学習で攻略するのは非常に困難です。
科目別合格が無い
税理士のように科目ごとに合格するという制度はありません。
午前の選択式は合格したが、択一式は落ちたから来年は択一式だけというのは認められません。
1年で全科目合格点を取らないといけないのです。
1年に1回
当然のことながら社労士試験は年に1回しか開催されません。
多くの難関試験と言われる国家資格は大抵年1回ですので、特に違和感はないでしょう。
試験日は8月
社労士試験の受験生にとって最もツライのが試験が真夏ということ。
7月の海開きから本試験までは一番集中しなければならない時期。
ですが、1年で最も楽しい瞬間でもありますし、勉強するとなると暑くて一番大変な時期。
何もこんな時期にやらなくても、と思うかもしれませんが、こればかりは仕方ありません。
全てマークシート
現在の試験方式は全てマークシートです。
現在の選択式試験は、以前までは記述式だったようですが、今ではいくつかの選択肢から正解を選ぶ形になっています。
論述式の試験は、どうしても合格基準が明確で無いため、攻略は難しくなります。
攻略するには?
社労士試験にはこのような特徴がありますが、これらの特徴から社労士試験は長い時間をかけてコツコツ勉強するというよりは、短期間に集中して学習する方式が向いている!と言えます。
何年もかけて計画的に学習するよりは、1年で全てを詰め込む方法のが向いています。
全科目に合格しなければならないが、全部マークシートなので、下手すりゃ半年くらいの詰め込み学習でも対応可能なのです。
ですので、何度もイイますが勝負どころは7月~8月の2ヶ月弱。
ここを集中するか?しないか?が合否の大きな分かれ目になるでしょう。
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