模擬試験は非常に重要だということは、こちらの記事で紹介しました。
それでは、模擬試験を受けるのにどんなことに注意すればイイのか?
模擬試験って少なからずお金はかかりますので、ただ漠然と受験するだけでなく、有効に利用するための方法をお伝えします。
模擬試験の利用法
全科目を網羅する
模擬試験を受験する前に絶対にやっておいて欲しいことは、全科目一通り学習しておくことです。
各資格学校で6月から一斉に模試が始まりますが、学習開始が遅かった人は、全科目に目を通していないかもしれません。
実際、私も合格する前の年は3月から学習を開始したため、ようやく健康保険が終わり、国民年金に入り始めくらいでした。
そのため厚生年金はチンプンカンプンだし、労一、社一も全く分からない。
こんな状態で試験を受けてしまっては、せっかくのチャンスをふいにしてしまいます。
模擬試験は、各科目を串刺しにした横断的な知識を試すことができる機会です。
ですので、もちろん6月の時点で全科目完全な状態じゃなくても全然構いませんが、全科目の学習は一旦済ませることを推奨します。
会場受験をしておく
模試には会場受験と自宅受験の二通りあります。
通信講座で学習されている方は、模擬試験も自宅で受験することでしょう。
ですが、通信講座の方でも一度は会場で模擬試験を受けておきましょう。
会場で受験しておけば、本番の予行演習になりますし、理由はそれだけではありません。
自宅受験の場合、解答を偽造することが出来ますよね。
答え合わせしてみたら、ちょっと勘違いしてたので、修正して解答を送付する。なんて事はおそらく多くの受験生がやっているでしょう。
なので自宅受験している人は、ものすごい高得点だったりします。
模擬試験は現時点の自分の実力を試す場で本番ですので、高得点取る必要なんてありません。
正々堂々会場受験をしてみて、自分の現在の立ち位置を測ってみることが大事です。
複数受ける
資格の学校によって異なりますが、大抵は2回から3回模擬試験を受験できます。
できれば、3回あるのなら3回とも受験しておきたいです。
もちろん全て会場受験でなくても構いません。
複数回受ける理由は、得点の推移を量ること。
1回目は労働系がダメだったが、社会保険はまずまずだった。
2回目は苦手だった労働系の点数が伸びたが、選択式で基準点割れの科目があった。
3回目は確実に合格圏内に入ってきた。
というような推移を見ることが出来ます。
何度か受けることによって、自分の弱点を見つけ、そして次回に向けて対策を立てることが出来ます。
問題の傾向も回によって変わってきますので、模試は絶対に複数回受けて下さい。
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