トップページ >> ユーキャンの社労士講座で合格できるか?
通信講座にチャレンジ
どうしても近所に資格の学校が無かったり会社及び個人的なスケジュールが合わない場合は、通信講座を受講するという選択肢があります。
当サイトの管理人は、平成21年にユーキャンの通信講座を受講してみましたので、その実際の講座の概要と感想などをお伝えします。
なぜ通信講座を選んだのか?
管理人が平成21年に通信講座を選んだ理由は3つあります。まず1つは、そもそも社労士試験に挑戦しようと決意をした時期が遅すぎました。
真剣にもう一度受験し直そうと思ったのが、平成21年の3月頃でしたので、主要な講座は既に申し込みが終了していたんですね。ですので真剣に社労士試験に挑戦するつもりなら最低でも1月くらいには決断しておかないと選択肢が狭まります。
2つめとしては通学が困難だったこと。最寄りの資格学校までは電車で20分程度だったのですが、通勤圏内からは離れていました。通学の場合、ある程度通勤圏内もしくは自宅圏内に学校が無いとかなり高い確立で挫折していまいます。
3つめとしてはやはり費用です。通学の場合、安くても15万~20万円程度しますが、通信講座であれば6万8千円程度に抑えられますのでこの点はかなり大きかったですね。
通信講座の内容は?
ユーキャンの場合、まずこちらの「合格ナビ」というDVDを見て、学習の進め方などを確認します。添削課題に取り組むタイミングやスケジュール進行、質問の仕方などが映像で見れるのはありがたいですね。
社労士講座の大まかなスケジュール進行は、テキスト中心に1科目学習、添削課題を実施し本部へ郵送。結果が届くまで次の科目へ行く。全科目終了後実力到達度テストを実施し本部へ郵送。最後に模擬試験という流れになっています。
教材の完成度は?
これは労働基準法のテキストの一部です。
いくつかの資格学校のテキストと比べてみましたが、こと社労士試験に関してはユーキャンのテキストの完成度は郡を抜いて素晴らしいと個人的には感じます。
ユーキャンの教材が優れている点の1つめは、無駄な情報が少ないこと。
大手資格学校のテキストは、テキストに記載していない箇所から出題されたら・・というプライドが邪魔しているのか、とにかく細かい字で必要ない情報までガッツリと書かれています。その点ユーキャンのテキストはある意味無駄を省いた潔いテキストになっています。
2つめとしては、条文に関連する過去問題が欄外に記されている事。
これにより過去問題集とテキストを行ったり来たりの手間がかなり省けますし、関連過去問をテキストと同時に確認できるのはかなり大きなメリットです。
ただ一点難があるとすれば、テキストのサイズが大きいこと。その分薄くなっているので重量としては軽いんですが、電車内等で読むにはあまり適していないかもしれません。
通信講座はどんな人向け?
通信講座は基本的にこんな方に向いています。
【初学者で時間的余裕のある方】
社労士試験に挑戦するのは始めてという方の場合、原則としては資格の学校へ通学するなりDVD講座を受講するなりした方が効率良く学習できるでしょう。
ですが、社労士試験が開催されるのは8月ですが、丸々8ヶ月以上学習できる時間があるのであれば(出来れば前年の12月くらいまで)通信講座でも十分合格範囲に届きます。
ですので、時間的余裕があるという方はまずは通信講座から始めてみるといいでしょう。
【受験経験のある方】
通学していたが惜しくも不合格だった方とか数年前に学習していたが、しばらく試験から遠ざかっていたという方は、通信講座で十分です。
基本的な知識は身についているはずですので、あとは記憶を呼び戻し反復作業を継続することが大事。ですのでそんな方の場合通学する必要はあまり無く、むしろ家庭でじっくりと実力をつけた方が効率は高まります。
何年も続けて通学してしまうと費用もかなりかかってしまいますが、通信ならかなりコストを抑えることが可能です(ユーキャンの場合6万8千円、分割払いなら月額4900円)。
>>ユーキャンの社会保険労務士講座詳細はこちら